理想の腸内細菌のバランスってどうなってるの?腸内環境のpHが重要?

乳酸菌サプリの効果を上げる方法

2019年1月27日更新記事。

腸内細菌は3種類に分類できる

わたし
わたし

腸内細菌は3つの種類に分けることができます。

①善玉菌
②悪玉菌
③日和見菌

少し前までは「善玉菌は体に良い働きをして、悪玉菌は体に悪い影響を与える」と考えられていました。

しかし、
近年研究が進み、
科学技術の発達によって色んな新事実がわかってきたのです。

悪玉菌は、
悪い菌だとばかり思われていましたが、
体に良いこともします。

さらに、
善玉菌が働くためには、
悪玉菌が必要なこともわかってきました。

ですから、
「善玉菌だけを増やして悪玉菌を無視する」
という考え方のような単純なものではなくなったわけです。

なぜなら、
善玉菌だけが重要で、
悪玉菌や日和見菌は不要かというと
そうではないからです。

わたし
わたし

悪玉菌にも、
日和見菌にも大切な役割があって、
なくてはならないものなのです。
バランスが大事だということがわかってきたのです。

一般的な腸内細菌の比率とは?

一般的には腸内細菌の比率は、
善玉菌が20%・悪玉菌が10%・日和見菌が70%の割合で腸内に存在していると言われているんです。

わたし
わたし

これには色々な説があって、
善玉菌20%・悪玉菌20%・日和見菌60%という説もあります。
80:20の法則からも、
その説もありだと思われます。

とにかく、
腸内細菌については、
その9割が未解明なんです。
99.9%が未解明だと言ってもいいくらいです。

善玉菌や悪玉菌、日和見菌の種類や
その働きも実はほとんどわかっていません。

ですから、
現在一般的に信じられていることは、
「事実」ではなく「想定・仮定」の話です。

先程の腸内細菌の比率も20:10:70が正しいのか?
20:20:60なのか?
もっと全然違う比率なのか?
それは現段階では正確にはわかっていないのです。

 

わたし
わたし

「おそらくそうだろう」と思われていることに過ぎないということをご理解下さい。

 

 

腸内の善玉菌は、
乱れた食生活や年齢を重ねることで、
次第に減っていきます。

善玉菌が減少すると、
悪玉菌が増えて腸が老化していきます。

体が老化するのは、
腸が老化するからなんです。

体が老化するから腸が老化するのではなく、
腸が老化するから、
体も老化するのだということを覚えておいてください。

ということは、
善玉菌を増やして、
悪玉菌を減らせば腸は若々しい状態に保つことができます。

だからこそ、
食生活を改善して善玉菌を優位に保つことが大切なのです。

最近は若い人や子供でも腸の老化が進んでいることが少なくないそうです。

また、
善玉菌や悪玉菌にばかり目がいきがちですが、
腸内の最大勢力は日和見菌です。

日和見菌は菌によって
善玉菌が優位になると
善玉菌のような働きをしたり、
悪玉菌が優位になると
悪玉菌のような働きをすることがあります。

ですから、
善玉菌のような働きをしてくれる
日和見菌を増やすという戦略も
実はとても有効的な腸内改善策なのです。

細菌によっては、
善玉菌・悪玉菌・日和見菌の
どれかに分類することが
難しいものも存在しています。
詳しい働きや機能がわかっていないことが理由の一つです。

乳酸菌やビフィズス菌は善玉菌です。
ウェルシュ菌は悪玉菌です。

このように区別できている菌の多くが
「培養」によって働きの一部が解明されているからです。

培養できなくて、
まだ解明されていない細菌の多くが
日和見菌に分類されているのです。

菌とか株とは?

腸内細菌に良いと言われる
ヨーグルトや乳酸菌サプリなどを見ると、
「◯◯菌」や「◯◯株」といった呼び方をしているのに気づくでしょう。

これは、
生物の分類に関する名称なんです。

生物では、
「ドメイン→界→門→綱→目→科→属→種」
というようにわけられているます。
わたし
わたし

ちなみに人間は、
動物界→脊索動物門→哺乳綱→サル目→ヒト科→ヒト属(ホモ)→ヒト種(サピエンス)って具合になっているんですよ。

◎ビフィズス菌→真正細菌界→放線菌(アクチノバクテリア)門→ビフィドバクテリウム目→ビフィドバクテリウム属→「ビフィダム種」や「ブレベ種」「ロンガム種」という感じになります。

◎乳酸菌の「シロタ株」や「T-21株」といった「株」は、「種」をさらに細かく分けたものです。

わたし
わたし

人間でいうと、「小島さん」「鈴木さん」といった「◯◯さん」くらい限定したものなんです。

ただし、
菌の分類はめちゃくちゃ複雑です。

例えば、
「発酵菌」といっても、
酵母菌やセルロース分解菌、
糸状菌などたくさんの菌が含まれているんです。

細菌には今現在80を超える「門」があります。

そのうち、
腸に棲んでいる細菌は4門しか発見されていません。

腸に棲んでいる細菌(数が多い順)
①フィルミクテス門(日和見菌)
②バクテロイデス門(日和見菌)
③アクチノバクテリア門(善玉菌)
④プロテオバクテリア門(悪玉菌)

この4門が腸内細菌の90%以上を占めていると言われているんです。

どうしてこの4門だけがこんなたくさん腸内にいるの?

それは、
IgA抗体という免疫物質が腸内に棲んでも良い菌と排除する菌を決めているからなんです。

IgA抗体の分別の仕組みはまだ未解明ですが、
腸内細菌をたくさん取り込むにはIgA抗体が腸にたくさんあれば良いことはわかっているそうです。

すべての細菌の分類や名称を理解したり、
善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分別することはとても難しいことです。

今後の研究次第では、
現在信じられている常識が覆される可能性が大いにあります。
それだけ腸内細菌はまだ未知の世界だということです。

理想の腸内細菌バランスとは?

理想の腸内細菌バランスってどんな感じなの?

理想の腸内細菌バランスは、
善玉菌の力が強くなっている状態で、
悪玉菌を抑え、
日和見菌が善玉菌の味方をしている状態が理想です。

◎善玉菌が20%・善玉菌化した日和見菌が60%・弱体化した悪玉菌が20%

わたし
わたし

これが理想の腸内細菌バランスです。

腸内を理想の腸内細菌バランスにする方法

善玉菌
善玉菌

理想的な腸内細菌バランスにするためには、
いくつかのポイントがあるよ。

◎善玉菌の力が強くなり、悪玉菌の働きを抑えて、日和見菌が善玉菌の味方をしている状態が理想的な腸内細菌バランスになります。

そんな状態にするには、
善玉菌を活発化させることと、
悪玉菌を弱体化させることが重要になります。

わたし
わたし

そのためには、
やらなくてはいけないことがいくつかあるのです。

ただ、
やみくもに乳酸菌サプリを飲んでも
善玉菌が増えるわけではないのです。

まず、
大前提として、
善玉菌が増えやすい環境にしてあげることが重要です。

善玉菌が棲みやすい状態を作ってあげるわけです。

その上で、
善玉菌が活発化しやすいように
善玉菌の大好物である乳酸菌やビフィズス菌、
食物繊維、オリゴ糖、酵素などを
腸内に届けてあげることで、
善玉菌は活発化するのです。

善玉菌が増えやすい環境とか、
善玉菌が棲みやすい環境ってどんな環境なの?

理想的な腸内のpH環境とは?

あなたは熱帯魚を飼ったことがありますか?
熱帯魚の中には水質管理が難しい種類がいます。
水のpHに敏感な魚がいて、
適正なpHの水質でないと死んでしまうことがあります。

善玉菌もこれに良く似ています。
善玉菌はとても繊細な性格をしているのです。
腸内環境が自分の好みのpHでないと、
活性化してくれません。

ところが、
腸内環境の適正なpHは実はまったくわかっていないんです。

というのも、
「腸」の長さは平均で8.8mほどもあります。
しかも、
腸といってもパーツによって働きが異なり、
いくつものパーツ別れているのです。

ですから、
パーツによって弱酸性の場所があったり、
弱アルカリ性だったりと、
バラツキがあるようなのです。

例えば、
胃から近い部分にある空腸や
回腸などは胃酸や胆汁の影響を受けていて、
酸度が少し高い可能性もあります。
逆に大腸は弱アルカリ性に近い可能性もあります。

では、
善玉菌がどのようにpHに影響を受けているかというと、
体内のpHバランスが関係していると思われるです。

わたし
わたし

人間の体内のpHは本来は弱アルカリ性に保たれています。

体内のpHが弱アルカリ性なら、
体内の各器官は正常に機能しています。

しかし、
食生活が乱れ、肉や加工食品などの
酸性の性質をもった食品ばかりを食べ、
アルカリ性の性質を持った生野菜や果物、
発酵食品や海藻などを食べないと、
どんどん体内が酸性化していきます。

食べ物だけではありません。

抗生物質などの薬や、
加工食品に含まている食品添加物も
体内を著しく酸性化させます。

さらに強力に体内を酸性化させるのはストレスです。
ストレスを日常的に感じている人は、
体内がかなり酸性化しています。

体内が酸性化すると、
血液のpHバランスが崩れ始めます。
すると、
もとの弱アルカリ性に戻そうとして、
骨に蓄えられていたカルシウムが使われます。
その結果、
今度はどんどん骨がスカスカになっていくのです。

そのうち、
骨粗鬆症に発展します。

酸性化が進むと、
血液だけでなく、
すべての内臓のpHバランスが崩れ始めます。

もちろん、
そのとき腸にも大きな影響を与え、
善玉菌はその変化に敏感に反応するわけです。

善玉菌は、
腸内のpHバランスが整っていないと、
活発化してくれません。

いくら乳酸菌サプリを飲んで、
乳酸菌を腸に届けても、
意味がないのです。

ですから、
食生活の改善とストレスのない生活がとても大事になってくるのです。

腸内細菌のバランスを整えるためには、
腸内環境を改善することが不可欠ですが、
腸内環境を改善するには、
体全体を修復していく意識が大事になってくるのです。
体内のpHが弱アルカリ性に保たれていれば、
腸内環境のバランスも整っています。
 
その状態なら、
善玉菌のエサになる乳酸菌サプリメントの効果はかなり高くなります。
 
ですから、
体内のpHが酸性化しないように生活習慣を改善することをおすすめします。
 

野菜や発酵食品などを食べることは、
腸内環境を整えるというだけじゃくて、
体内のpHを本来の弱アルカリ性に戻すことにもなっているのね!

 

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